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GPSについて(参考資料)

 

更新記録

 

2012/09/20更新

 

2016/01/22更新

 

 

1.      山登りにはハンディーGPSと、1/25000地図、コンパスを持ってゆきます。

2.      GPSGarmin Dakota 20(英語版)を使用しています。

3.      1/25000地図とGPSの地図は、カシミール3D(DAN杉本さん)により国土地理院のウォッちずから作成しています。

4.      以下の記述は、不確かな内容を含みますので、山登りと同様、試してみる方は自己責任でお願いします。

GPS

Garmin Dakota 20

1.      日本語表示

Garmin Dakota英語版に日本語フォントと日本語メニュー(操作画面)を導入し使用しています。メニューの日本語化はあまり重要では無いのですが、日本語フォントを導入するとウェイポイント名やルート名が日本語(漢字)で表示でき利便性が増します(慣れの問題ですが、地名を英語やローマ字で読むのは読みにくいので)。

パソコンに接続すると分かるのですが、本体とmicroSDカードの内容が表示されます。日本語表示に関連するのは、本体の\Garmin\ExData\Garmin\ Textのフォルダの内容です。ExData中には006-D0952-05.bin006-D0952-06.binが入っています。これは通常半角フォント用ですので、この状態で試しに漢字のルート名を付けたファイルをGPSにアップロードして表示させようとすると全角文字部分は空白が表示されます。システムは全角文字に対応しているけれど全角フォントがセットされてないので空白になったのだと考えられます。台湾で発売されているGPSが特別な設定なしに全角漢字を表示できるのですから当然といえば当然かも知れません。

日本語フォントを導入するには、入手したフリーのフォントをxor変換しておく必要があります。変換はxor.exeというフリーソフトで行えます。詳しくは、「xor.exe Garmin」等で検索すると判ります。

Textのフォルダには、拡張子がgttのファイルが沢山入っています。例えばGerman.gttはドイツ語メニューを提供することができます。それぞれNotepad等で開くことができますので、これを編集して日本語メニュー用ファイルを作成することができます。詳しくは「Japanese.gtt」で検索すると判ります。

なお、Dokotaで使用可能な拡張子がgttのファイルは、Oregonで使用しても問題ないようです(フォントも同様)。

2.      高度計と精度

Garmin Dakota 20には高度計が2種類装備されています。気圧を基にする高度計とGPSによる高度計の2種類です。Dakotaでは高度グラフ画面で表示される値やトラックデータ中に使用されるのは気圧を基にした高度の値です。GPSによる高度の値は、左図の様に、GPSの衛星状態を表示する画面中の中段右に表示されています。

GPSによる高度値は、GPS衛星の電波から緯度、経度と同時に計算されます。ただ、高度の値は経度や緯度に比べ精度が低いとのことです。また、衛星からの電波状態が悪い渓谷等では更に精度が低くなります。

気圧による高度計は気圧の値を高度に変換するので、天候により影響を受け、高気圧時より低気圧時が高く表示される事になります。そこで、気圧高度計には較正機能が2つ備えられています。一つは、高度が既知の地点で気圧高度計を手動で較正する方法、もう一つはGPSにより算出した高度により気圧高度計を自動的に較正する方法で、自動更新に設定しておくと、GPSの精度が高い時にGPSによる高度の値で気圧高度計を較正することができます。

ただ、登山中にGPSを持っている場合には、現在地点(緯度、経度)が判明しているので高度の測定値はほとんど必要がないのが現状です。登山後にトラックデータを解析する場合には自動更正で特に問題がありません。

3.      GPSの電池

GPSの電源にはニッケル水素電池を使用しています。具体的には、NI-MH2700を使用しています。ただし、予備にはeneloopを準備しています

MAP

登山に使用する地図は、GPS用の地図と、紙の地図が有ります。紙の地図は、「カシミール3D」というフリーソフトにより1/25000の地図をプリントでき、GPS用の地図も「カシミール3D」により以下の方法で作成できます。GPSの地図と紙の地図情報が同じというのは思ったより利点が多く、踏み跡の薄い道を歩くには非常に重宝しています。

国土地理院の公開情報からGPS用の地図を作成する方法は、インターネット上に公開されていますが、市販のものに比べ労の多い割に良い物はできませんでした。作成済みの公開地図も私には充分な使用に耐えるものは見つかりませんでした。

4.      Custommap 

 最近のGarmin GPS Custommapが使用出来るので日帰り登山等では重宝します。Custommap は本体またはmicroSDカード中の\Garmin\CustomMapsに拡張子kmzの地図情報ファイルを保管すれば、オリジナルの地図画像を表示できる機能です。

幸い日本では、「国土地理院」が公開している地形図データを「カシミール3D」というフリーソフトのマップカッターで加工すれば簡単にCustommapを作成することができます。

変換する地形図上に、トラックデータやルート情報、地名等を表示しておけばCustommapは文字情報もjpgに変換して表示するので地名等も日本語化処置してないGPSでも日本語で表示できます。表示イメージはTakabeが山行記録とし当HPに表示している地形図をGPS中で表示できると考えてください。欠点は、表示速度が遅くなるのであまり広範囲の地図には適さないことです。

Custommap の作成方法もネット上に多く掲載されていますが、参考までにTakabeがよく使用する条件はを示します。地図のする範囲は、広範囲表示画面(1/15万位)で、1辺約15km程度で選択範囲を決定し、詳細画面(1/9000)に切り替えマップカッターにより左の様な条件で作成します。

 

[参考]

1.      現在のところCustommap100枚以上の数字を指定するとGPSで表示できません。合計100枚以下であれば、50枚を1箇所、50枚を1箇所等複数の場所を使用できます。

2.      Custommapのファイルは拡張子kmzになりますが、拡張子をZIPに変えると開いて内容が見えます。中にはjpgファイルとkmlファイルが収納されています。

3.      上記の条件で作成したCustommap5m程度〜800mの縮尺表示の時に市販地図の上に表示されます。

 

山でのナビゲーションと事前の設定

 

Takabeが山でGPSを使用している内で、重宝する設定や使用方法について簡単に記載します。

 

 

 

 

 

1.      GPS精度はWAASにセットします。精度が高まります。

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2.      地図は、トラックアップにします。

車のナビと同様に、ナビゲーション中に進行方向が地図の上方に表示されます。

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3.      地図には、コンパスを表示します。

方角がわかります。

コンパスで、GPSの上が北になるようにGPSの向きを変えれば、地図の向きは上が北向きとなり、ノースアップの設定と同じ表示になるので、紙の地図との比較がしやすくなります。

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4.      コンパスに、転換点距離、次所要時間、高度、時間を表示させます。

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5.      現地でのナビゲーション

 

l  ナビゲーションの開始

地図上での当面の目的地をポイントします。

地図画面上部の情報ボタンを押します。

GOボタンを押してナビゲーションを開始します。

 

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l  ナビゲーション中の状況

 

地図では、目的地点への進行方向が表示されます。

 

コンパスでは、目的地点への進行方向、距離、所要時間が表示されます。

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l  目的地点に着けば、再度上記のナビゲーションの開始の手順により、次の目的地をセットします。

l  ナビゲーションを中止する場合は、検索より、ナビゲーション中止を選択します。

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